自然礼賛 涼をもとめて

2021年7月1日(木)~2021年9月14日(火)

会期2021年7月1日(木)~9月14日(火)

魯山人は自然美こそが芸術の源であり、敬虔に自然から学ぶことの重要性を終始説いてきました。自然に親しみ、美を探求し続けた魯山人の作品を、四季折々に紹介していきます。

夏の暑い日は目にも涼しげな器がご馳走の一つです。染付は白と深い青色の二色でありながらも多様な文様により、時代を問わず愛されてきました。すっきりとした色合いはどのような料理とも相性がよく爽やかで、つるりとした質感は手触りからも涼感が感じられます。

染付四方皿は勢いのある筆致がリズムを生み出し、躍動感にあふれています。対して呉須釘彫詩文鉢は、美しい呉須の色にすっきりとした釘彫の白が冴え、凛とした佇まいは夏にふさわしい作品です。

あわせて、吉野屋の別荘(現 魯山人寓居跡いろは草庵)滞在中に描いた屏風も展示いたします。

過去の企画展
更新日:2021年06月24日