自然礼賛 冬ごもり

2021年12月16日(木)~2022年3月29日(火)

会期2021年12月16日(木)~2022年3月29日(火)

 

 魯山人は自然美こそが芸術の源であり、敬虔に自然から学ぶことの重要性を終始説いてきました。自然に親しみ、美を探求し続けた魯山人の作品を、四季折々に紹介しきました。今回は一年の締めくくりとしての展示となります。

鈍色の空と一面を覆う雪、北陸の冬は一転、無彩色へと変わります。だからこそ一輪の椿の紅色がより鮮やかに、雪の間からのぞく松や竹の緑は生命力あふれて目に写ることでしょう。その色合いは厳しい寒さの中にあるからこそ凛として美しく、自然の力強さを感じさせてくれます。また温かみのある色は冬ならではのおもてなしです。柔らかな丸が更にぬくもりを感じさせてくれる染付赤絵土瓶など、魯山人の作品を通して冬を楽しむ展覧会です。

 

 

 

過去の企画展
更新日:2021年12月09日