魯山人のしごと 篆刻看板が紡ぐ縁

2024/10/24-2024/12/3

会期 2024年10月24日(木)~2024年12月3日(火)

魯山人寓居跡いろは草庵と加賀市美術館が共同で「魯山人」を取り上げた展覧会を開催いたします。

当館では、魯山人が初めて山代温泉に訪れる縁となった篆刻看板を中心に展示いたします。

大正4年に初めて魯山人が山代温泉を訪れたのは、旅館の篆刻看板を制作するためでした。32歳の若き魯山人の才能に当時の山代の旦那衆たちは、驚き、支援しました。陶芸に開眼したのも明治の名工・須田菁華のために制作した菁華窯の看板が縁でした。

毀誉褒貶を顧みない魯山人は喧嘩別れも多い中、山代の旦那衆とは晩年まで交流が続き、魯山人にとって山代温泉は拠り所の一つでした。その証のように多くの作品が残されています。

過去の企画展
更新日:2024年10月19日